世界中のトイレを見て回った記録だそうです。
こういう、しょうでもない記録写真は大好きです。
観光地の公衆トイレ、意外とアバンギャルドですもんね。

学生の頃は長い休みごとに出歩いてご当地の変なものを見て喜んだりしてましたが
現在では仕事の性格上あまり遠出が出来ないため、それらの収集も頓挫中。
こういう状況で他の人のコレクションを見るのは楽しいものです。
そして、こういう本を読んで一抹の寂しさと悔しさを感じる自分…。(^_^;;

旅行から戻ってきたカメラに、風光明媚な景色がいっぱい写っている人と
ごはんとか看板ばっかり写すような人って、明確に分かれますよね。
まぁ、要するに後者の人のためのガイドと言えるでしょう。

個人的に、この手のコレクションを「みうらじゅん系」と呼んでいます。
場合によって「やくみつる系」「町田忍系」などと使い分けることも。

ちなみに、各々「自虐的対話型」「単純収集型」「文化考察型」
などと副題をつけて整理しても良いでしょう。

今、「は？」って思ったでしょ?　…意外とね、それぞれ違いがあるんですよ。
コレクションの展示というのは、珍品を鑑賞するという以上に
それを集める人の意識と対話するのが楽しいものなのです。