トイレットペーパー コレクション まきコレ。

たちばな姫


^^ 写真をクリックして全体構図をチェック ^^

商品名たちばな姫
販売元立花商事株式会社東京都文京区
規 格114mm x65mシングル
採 取1999年 東京都
在 庫× (out of stock)
販売元株式会社システムトラスト東京都中央区
モチーフ青メイン 筆文字 文字のみ blue
素材
販売種別普及品

ハイ皆さん、これまた強烈な絵づらが登場しましたよ。

行きつけの場所に紙巻き包装のトイレットペーパーが設置されているという人でも
どんなデザインか尋ねてつぶさに商品名を答えられる方は意外と少ないものですが、
こと、たちばな姫は違って確実にリアクションが返ってくるデザインの一つです。

紙関係の会社で文京区というのは結構珍しいものなのですが
こちらは不動産業らしいので管理しているビルに卸しているものと思われます。
メーカー品じゃない割には比較的いろいろな場所で見かける気がしますね。
実際手広くやっているのでしょう、ここに印刷されている住所は手狭になったのか
現在ではそこから歩いてすぐの大きなビルに移転したようです。

さておき肝心の「たちばな姫」とは誰ぞや、ということになるのですが
まぁ普通に考えて思い浮かぶのはオトタチバナヒメノミコトでしょうか。
要するにヤマトタケルの奥さんであります。

便所紙の命名に神話の姫様が出てくるとは極めて大胆な話ですが
かといって中世以降の実在する人物だったりしても気まずさが拭えませんから
それはそれで構わないのかも知れないという気がしないでもありません。
…と、ここまで書いていたらATOKに構文が冗長だと怒られましたが
ワタクシは今、世が世なら南北朝だ維新だと政争の狭間で緊張を強いられる
大変デリケートな話をしている
わけです。外野にとやかく言われる筋合いはない。

浦賀水道 で、そのヤマトタケルがですね。
勅命で東を鎮圧しに行く話があるわけですよ。
千葉に出るため浦賀水道に船を出すんですが
荒ぶる海神がその船を木の葉のように翻弄して
一行は絶体絶命の窮地に追い込まれるのです。
まさにそこで人柱にたち、入水し鎮めたのが
オトタチバナヒメノミコトというわけです。

…とは言え、勅諚を出した天皇とはタケルの実父、
戦地に送り出した理由も彼を疎んだ末のことです。
それに海神を怒らせたのも実はタケルが海をバカにしたせいだし。

どうも彼女の死はとばっちり感が高くてかわいそうな気がしてなりません。
…とかっつって、そもそも古事記って結構ひどいけどね。
ついでにギリシャもローマもインドや中南米の神話も似たようなもんだけど。

ま、実際のところ東京湾フェリーとか普通にお互いの岸が見えてるし
無敵の草薙の剣を携えて油断したくなる気持ちはわかるのですが
こういう内湾に注ぐところは波が巻いて思いのほか揺れるので注意が必要です。
ちなみに、何でそんな場所なのに陸路を使わなかったのかといえば
昔(縄文時代とか)は海水位が高くて23区のあたりはびしゃびしゃだったから。
ニョロっと描いた地図の海岸線が現代のものなのは内緒にしておいてください。

そんなこんなで悠久なる神々の世界を味わいつつ、
そういえばオトタチバナのつづりは弟であって
立花ではないけど それってどうなのか…などと考えていたのですが、
荒れ狂う波に身を投げて泡と消えた彼女の身の上を思うと
本品の商品名から彼女を思い出したこと自体 申し訳ない想いでいっぱいです。

■■■ 2011-12-05 補足 ■■■
たちばな○○という一連のグループ企業があったのですが
2007年 株式会社システムトラストに統合された模様。
その後、中央物産グループに吸収されて
2010年現在は中央物産グループの株式会社カルタスだそうです。


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