ユーカラ
商品名 | ユーカラ | |
---|---|---|
製造元 | 美藤製紙株式会社 | 静岡県富士市 |
規 格 | 114mm x 65m | シングル |
採 取 | 1998年 東京都 | |
在 庫 | ○(in stock) | |
モチーフ | 赤青ツイン 花 再生紙 red blue recycle | |
素材 | 紙 | |
販売種別 | 普及品 |
こうした商品が公共性の高い建物でよく使われていることに気づきました。
つまり、官公庁や公的資本の機関、学校、病院といった場所です。
個人的に医療系や研究職の友人・知人が多いため、
顔を合わせるたびに 「お前んところのくれ。」 と主張しているワタクシですが
こんな迷惑な要求に律儀にも声をかけてくださる方がちらほら。
…持つべきものは友達です。…ごめんネ。
そしてこれは東京理科大・化学系のF氏からいただいたユーカラの話。
自分:「へぇ、ソフトタッチのトイレットペーパーなんですかぁ。」
F氏:「全然!尻を拭くのはちょっとねぇ。ゴワゴワでさ…。」
そのとき、「ぢぬしの人はどうすれば?」とか、
「あなた方は尻を拭かずにトイレを!?」とか、
そのような考えも脳裏をかすめたが敢えて口にはしない。だって大人だもん。
すると彼は次のように続けた。
F氏:「しかも業者に一番硬いトイレットペーパーを頼んで届いたのがコレなんだよ。」
…ゴワゴワをわざわざリクエスト!!もはや何かのプレイだ。
F氏:「でね、これを便所じゃなくてキムワイプ代わりに使ってるわけよ。」
自分:「…あ~…。」←状況を理解した様々ながっかり感を表現
キムワイプとは医理工学系(物理の一部と数学は除く)なら知らなきゃモグリ級の
汚れ拭き用ペーパータオルで、その筋では定番中の定番です。
通常、紙でこすると繊維が切れてそれ自体がゴミを生み出すわけですが
キムワイプは耐摩耗性が高く、繊維ゴミがほとんど残りません。
そのため、審美性を求める工作分野や異物混入を嫌う科学・分析分野などで
圧倒的な支持を受けている商品です。(…っていうか、事実上それ以外の選択肢はない)
しかし、いささか高価が玉に瑕。
高いとはいってもティッシュのような形状の紙1枚が1円前後なんですが
ティッシュペーパーだったら同じ予算で5倍買えますからね。巻紙なら更に数倍。
もちろん機能性が違うので並列に代用できないことは判っています。
しかし、基礎系の研究室は貧乏なのでねぇ…。(遠い目)
うちの研究室もカツカツだったけど拭き取り作業はほとんどなかったので
キムワイプ使っても予算を圧迫しませんでしたが、
化学系は大量に消費するから少しでも節約しないといけないんでしょうね。
F氏によれば実験後の汚れを荒く拭うときにユーカラを使い、
仕上げ拭いにはキムワイプ、というように使い分けていたそうです。
後日、別の用事があって理科大に行ったとき
トイレに置いてあったのは別銘柄のトイレットペーパーだったので
彼の研究室では実験機材として本当に重宝されていたのでしょう。
ところでこれ、もしかしてメーカーさんの営業妨害になってたりするのかな?
決して悪意はないんだよ…。(汗)
■■■ 2009-08-04 補足 ■■■
メーカー名の読みを「びとう」だと思って編集していたんですが
「みふじ」さんということらしいのでファイル名を変更しました。
ご意見・ご感想・トレード希望など お待ちしておりますょ。(^_^)
Guestbook [ 1st line : your name ] [ 2nd line : your message ] [ button : send it ]
Guestbook [ 1st line : your name ] [ 2nd line : your message ] [ button : send it ]